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裁判員制度のニポい話 [ニポポさんにTB]

先週のニポラジで、亡くなった方へ裁判員制度の調査票が送られてきたとのことですが、そんな事務的ミスどころの話じゃないんです。

先々週の某FMラジオ番組、J-WAVEのJAM THE WORLDを聴くまでは
「今の裁判は、生善説を前提とし加害者の人権や更正を優先させ、被害者やその家族
 (遺族)が蚊帳の外になり被害者達がケアされてないから、よくなるのでは。
 (もちろん現在は、仇討ちや復習としての懲罰は禁止されてます。)
 裁判員制度、賛成」
でした。
でも、その特集を聞いて考えが変わりました。
あと、ネットで少し調べたコトを交えて、僕個人の考えを書きます。

まず、この裁判員制度ですが、表向きは
・今の裁判に、一般市民の感覚を導入する。
・裁判に国民が参加することで、日本は法に守られた法治国家だと認識させ安心させる。
・裁判員になることで、憲法に対し興味を持ち法律への意識を高める。
ですが、実際はUSAからの外圧があったとか、この制度のきっかけ、言いだしっぺが誰だかわからないとか胡散臭い背景が。

次に事前審理です。
裁判員制度を円滑に進める為、裁判官(プロ)が3~5日で全ての裁判を事前に審理し
有罪か無罪か、有罪なら懲役何年か死刑かを決めてしまいます。
当然、これによる誤審や冤罪が。

で、裁判員ですが、まず守秘義務が発生します。
裁判員の調査票を受け取ったことを他人にいうのは違法らしいです。
でも罰則はありません。
また、裁判員になったことを家族やごく親しい友人、仕事の上司、同僚にいうのはいいのですが、公の場で言うのは違法です。このblogにも書きません。
でも、これも罰則がありません。

そして、問題なのが裁判の後、酷い事件だったとか、被害者が可哀想とかは言っていいのですが、具体的にどんな事件だったとか、犯人が何をしたとかは、一生誰にも言えません。
奥さんにも言えないんです。墓の中に持っていくしかないそうです。
裁判官(プロ)は裁判を生業にしようとか、ここで勝負してやると決めてなった人達でマインド・セットもできているから、裁判によって精神的にダメージを受けても、多少は心の準備ができているかもしれませんが、一般市民の裁判員には、そんなコトは無理だと思います。
当然、裁判に参加したコトで、鬱病になったり、それが原因で家庭が崩壊しても、何もケアされないし、誰にも相談できません。

裁判も、事前審理により裁判官が決めた量刑を決めるだけです。
たとえば、無期懲役か死刑かとかです。

でも判決は、裁判官(プロ)が多い方(3人のうちの2人)がいるほうに決まります。
たとえ6人の裁判員が全員、無期懲役と言っても、裁判官2人が死刑と言えば死刑です。

それでも、全然、裁判官は責任や負い目を感じる必要はありませんwwww
なぜなら、この判決は地方裁判所での裁判のみだからです。
犯人が控訴し、高等裁判所にいけば、あとは裁判官(プロ)がやってくれます。

つまり、この裁判員制度はお飾りなんです。それも半分はUSAの外圧で。
まったくの茶番に付き合わされ、精神的負担を負うという、なんと間抜けな国民なんでしょ。

他の国は死刑が無いし、USAの陪審員も有罪か無罪かを決めるだけで量刑は裁判官が決めます。

とはいえ、悪いコトばかりではありません。
実際、九州の飲酒運転による子供3人の死亡事件をきっかけに懲役年数が20年になることもあるので、今までの判例に従い、一般市民の考えからかけ離れた判決がなくなることも考えられます。

以上のことを踏まえ、もし裁判員になったら、なるべく被害者の利益になるように意見を言おうと思います。
タグ:裁判員制度
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